サムスン電子、現金保有額200兆ウォン突破…7~9月期に1日2700億ウォン増 URL: https://www.chosun.com/jp/economy-jp/2026/11/08/ZGLPSTGFOFHVDDENTI7ZTIBBHE/ ------------------------------------------------------------------------ サムスン電子の現金保有額が、韓国企業として初めて200兆ウォンを突破したことが分か った。業界が8日に明らかにしたところによると、サムスン電子の第3四半期末時点の現金 資産は、現金・現金同等物、短期金融商品などを含め214兆8000億ウォンに達した。 直前の第2四半期(190兆ウォン)より24兆8000億ウォン増え、1年前(108兆5000億ウォン )と比べるとほぼ2倍の規模だ。第3四半期の92日間で、現金資産が1日平均約2700億ウォ ンずつ増えた計算になる。借入金を除いた純現金も197兆6000億ウォンに達し、総資産は7 91兆8419億ウォンと800兆ウォン目前に迫った。 こうした急激な現金増加は、人工知能(AI)発のメモリーブームにより、毎四半期で過去 最高業績を上げたためだ。今年第3四半期のサムスン電子の営業利益は107兆4000億ウォン で、史上初めて100兆ウォンを突破した。第3四半期の営業活動で流入した現金だけで98兆 6000億ウォンに達する。 サムスン電子の保有現金規模が拡大する中、これを活用した株主還元と将来投資計画に投 資家の関心が集まっている。サムスン電子は今年の株主還元規模を90兆-110兆ウォンと 提示しており、第3四半期の配当30兆ウォンを含め、これまでに計35兆ウォンの株主還元 計画を実行または確定した。 残る55兆-75兆ウォン規模の財源については、来年1月末の取締役会で具体的な規模と実 行方法を決める予定だ。現在、現金配当と大規模な自社株買い・消却に充てられると予想 されている。サムスン電子は自社株買いの際、最近ディスカウント率が高まっている優先 株の買い入れ比率を増やす案も積極的に検討する方針だ。 サムスン電子は巨額の保有現金を背景に、今年、設備投資と研究開発にも過去最大となる 130兆ウォン超を投じる計画だ。まず設備投資には84兆4000億ウォンを投じる。昨年の52 兆7000億ウォンより約60%増えた規模で、従来の最高記録だった2024年の53兆6000億ウォ ンも上回る。設備投資全体の91%に当たる76兆8000億ウォンは、米テイラー・ファブのフ ァウンドリー工場建設など半導体(DS)部門に投じられる予定だ。 研究開発費も今年第3四半期までの累計で41兆7000億ウォンを記録し、従来の年間最高記 録だった昨年の37兆7000億ウォンを上回った。今年は年末までに累計50兆ウォンの研究開 発費を投じる見通しだ。