豪元ボクシング王者、スカイダイビング事故死…「特別な人失った」 URL: https://www.chosun.com/jp/sports-jp/2026/11/08/SNMMHP7L5BGRXAYEGI7OKFJVGI/ ------------------------------------------------------------------------ 【OSEN=コ・ソンファン記者】オーストラリアの元ボクシング王者ジョシュ・フレデリク センが、スカイダイビング中の不慮の事故で死去した。享年36歳。100回を超えるスカイ ダイビングに成功していたベテランだったが、着地の際に重傷を負い、帰らぬ人となった 。 オーストラリアの「ナイン」は6日(以下、韓国時間)、「オーストラリアの元ボクシン グ王者が水曜日、クイーンズランド州で起きた痛ましいスカイダイビング事故により、36 歳で死亡した。クイーンズランド州の州都ブリスベンの北西に位置するトゥーグーラワの パラシュート降下場から、ヘリコプターでブリスベンの病院に搬送されたが、結局死亡し た」と報じた。 現地メディアによると、事故は4日に発生した。フレデリクセンはオーストラリア・クイ ーンズランド州トゥーグーラワにあるスカイダイブ・ランブラーズで、普段通りスカイダ イビングに臨んだが、着地の過程で事故に遭った。重傷を負った後、ヘリコプターでロイ ヤル・ブリスベン・アンド・ウィメンズ病院に緊急搬送されたが、死亡した。 さらに痛ましいのは、パラシュート自体には問題がなかったとみられる点だ。フレデリク センのパラシュートは降下中、正常に開いたことが分かっている。しかし、地面近くで乱 気流に遭い、強い衝撃とともに地面に着地したとみられる。 正確な事故原因はまだ明らかになっていない。初期調査では、地面付近の乱気流が着地に 影響を及ぼした可能性が指摘されている。 英国の「ザ・サン」もフレデリクセンの死亡を伝え、事故当時の状況を具体的に説明した 。特に、パラシュートは正常に開いたものの、厳しい気象条件のため着地の際に大きな衝 撃を受けたとした。フレデリクセンは胸部、骨盤、腹部に致命傷を負ったとされる。 フレデリクセンはスカイダイビングの初心者でもなかった。生前、100回以上のパラシュ ート降下を成功させていたベテランだった。しかし、豊富な経験がありながらも今回の事 故を避けられず、悲しみを深めている。 ボクシング界でも名を知られた人物だった。フレデリクセンはプロボクサーとして活動し 、計20試合を戦った。通算成績は13勝5敗2分け。一時はオーストラリアのライトヘビー級 王座まで獲得した実力者だった。 突然の悲報に、オーストラリアのスポーツ界も悲しみに包まれた。オーストラリア落下傘 連盟(APF)のスティーブン・ポーター最高経営責任者(CEO)は声明を通じ、「オースト ラリア落下傘連盟は、着地事故により会員の1人が死亡したとの知らせに深い悲しみを感 じている」と述べた。 続けて、「私たちの思いは、彼の家族や友人、そしてスカイダイビング・コミュニティー と共にある」とし、「スカイダイビングには本質的な危険が伴う。私たちはこうした危険 を減らすため不断に努力しているが、危険を完全になくすことはできない」と付け加えた 。 仲間のボクサーたちもフレデリクセンを追悼した。親しい友人でボクサーのニック・ミズ リーは自身のSNSを通じ、「昨夜、悲劇的なスカイダイビング事故により、世界は特別な1 人を失った」と悼んだ。 ミズリーは「正直、私は誰からもフレデリクセンについて悪く言う言葉を聞いたことがな い。彼は自分が大切にする価値と道徳的信念を、あらゆる行動で実践していた人だった。 私は彼を兄弟のような存在だと思っていた」と振り返った。 さらに、「だから本当に大きな衝撃を受けた。彼の死が他の多くの人にもどれほど大きな 影響を与えるか分かっている。彼の家族と愛するすべての方々に哀悼の意を伝える」と述 べ、悲しみを隠せなかった。 フレデリクセンの遺族を支援するための募金も始まった。死去後、オンライン募金プラッ トフォーム「ゴーファンドミー」に募金ページが開設され、6日午前時点で寄付金は2万50 00ドルを超えたとされる。